続き。。
そこにいたのは、かっこいい感じのM君でした。僕は初対面の人は顔で判断するタイプなので、「お、イケメンじゃん。仲良くなりてー」くらいに思ってました。
まぁ、でも。初対面の人とそんなに仲良くする理由もないので大したトークもなくカラオケタイムが始まったんです。
前情報として、M君はカラオケが上手いって聞いてたんですが、その時僕は「かく言う私もね、そこそこなんですよ…笑」と思ってたんですね。今思えば恥ずかしいけど、若さゆえの過ちです。
一曲目に歌わせてもらって「いやー、最初ってキンチョーするわぁ。うまく歌えねーわぁ」と不必要なリスクヘッジをしつつ歌いきりました。
横目でチラッと周囲を伺ったんですが、特に反応なし。まぁ別にそんなに歌が上手いわけではないのでこんなもんだろうと思ってM君とバトンタッチしました。
M君はなんかよくわかんない曲(多分、ジャンヌダルク)を入れてて、前奏聞きながら「何これ聞いたことねーし、のっけから激しすぎだろ…」と思って傍観してました。
でも。
M君が一言発した瞬間。
わかりました。
え?歌、うまくね?
そう、M君はカラオケが上手いとかじゃなかったんです。歌がうまかったんです。
この瞬間から僕はM君のファンに、そしてカラオケにのめり込んでいきました。
続く。
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