どうも。透き通るような声がほしいと思いますが、耳にざらつく声しか出ません。
カラオケ界のざらめこと、からおけ太郎です。
今回は「エッジボイス」について素人なりに語ります。
でも、そもそも「エッジボイス」ってご存知ですか?
中にはエッジボイスを知らない方もいると思うので
①エッジボイスとは何なのか
②エッジボイスを出すと何がいいのか
③エッジボイスを出す練習
の3本をゆるーくかるーくお送りしまーす。
①エッジボイスとは何なのか
「エッジボイス」とは
喉の奥でブツブツと弾けるようなざらついた声のこと
です。
呪怨って映画を見たことある方はわかると思うんですが
「あ″あ″あ″あ″あ″」
って幽霊が出す、あの声です。
想像がつかない方はここから音を聞いてみてください。
そうです、これです。 これがエッジボイス!下手だけど!笑
エッジボイスはおわかりいただけましたかね!笑
②エッジボイスを出すと何がいいのか
さて、次にこの「エッジボイス」を出すと一体どんなメリットがあるのか説明します。
そのメリットとは、
声帯を閉じられるようになる!
ということです。
はい。声帯を閉じられるとどうなるかが知りたいんですよね。
分かります。説明します。
あ、声帯って見たことありますか?
こんな感じです↓
出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A3%B0%E5%B8%AF
図でいう、「Vocal fold」というのが声帯です。膜というかひだというか。
で、声帯の間に出来る「Trachea」という黒い部分が息の通る場所です。
「声帯を閉じる」とは、この黒い隙間を狭めることなんです。
そして声帯を閉じる=隙間を狭めると、結果的に高い声が出ます。
これは口笛と同じ原理ですね。
まぁあんまり細かい話はどうでもいいか。
声帯を閉じると、高い声が出る!
これだけでいいです。
エッジボイス知らないけど、高い声なら出るぜ!という方もいると思います。
でもその時、高音出す時にめっちゃ喉に力入れちゃって(喉締め)ませんか?
これは、とても良くないことです。
※もちろん、最初からエッジボイス出来ちゃっている方もいますけどね!
確かに、喉に力を入れれば結果的に息の漏れる隙間は狭まるので高音は出ます。
でも、喉に力入れるのは無理をしているということですから
とにかく負担がかかる!声が安定しない!疲れる!
いいことなしです。
もし、喉に力を入れずに黒い隙間を狭められれば・・・最高ですよね。
そんな最高な状態を生み出せるのが「声帯を閉じる(声帯閉鎖)」ということなんです。
つまり、エッジボイスで声帯を閉じられれば、最高になれるんです。はい。
③エッジボイスを出す練習
まずは、「あー」という声を出してください。
次に、「あー」という声を限りなく低くします。
そうすると、ブツブツざらつく音になりませんか?
そこまで来たら、あとは息の量を減らして声を弾けさせることを意識してください。
どう?できました?できましたよね!!(ごり押し笑)
これでエッジボイスの出し方は分かったと思います。
最初は出しやすい低音でエッジボイスを。コツをつかんだら、高音でもエッジボイスをやってみてください。
エッジボイスが出来たら、声帯閉鎖も出来ている証拠!
喉に力を入れずに声を出しやすくなったかと思います。
おまけ・・・
プロの歌手が歌っている最中にエッジボイスを使っている場合があります。
それを聞くとイメージしやすいかも。
分かりやすいのは、平井堅とかhydeとか福山雅治とか。
歌い出す時に低音の「バチバチ」って弾ける声が聞こえると思います。
例えば福山雅治の桜坂。
Aメロの始まり(~0:44)で「ゆれるこもれび」って歌ってますが
この「ゆ」がバチバチってなってますよね。これはエッジボイスです。
声の出し始めにエッジボイスを使うと、安定します。ぜひ使ってみてください。
と、エッジボイスはこんな感じです。
概要は伝わったかな?
分からないことあったら質問ください!
それじゃ、今日もれっつからおけ。
1コメント
2015.05.29 00:30